ピーリングソープの事はピーリングソープって何?で説明致しましたが、ピーリングソープのピーリングの事はまだ説明していませんよね。
ピーリングソープのピーリングとはケミカルピーリングの事を言います。
ケミカルピーリングとは酸を使用して古くなった角質間の結合を弱めて剥がれやすくする施術の事を言います。
酸なんて使って肌大丈夫?と思う方はいると思います。
確かに酸と言いますと、科の実験で使用した硫酸や塩酸などを思い浮かべますが、ケミカルピーリングで使用する酸は、一般にAHAと呼ばれる自然界に存在する
フルーツ酸を使用します。
なんか人工物ではなく自然界に存在すると言うだけで安心な気がしますよね。
フルーツ酸というのですからフルーツを使用していると思いますが、フルーツ酸とはどの様なものでしょうか?
AHAとはアルファヒドロキシ酸と呼ばれるものでフルーツ酸とも言います。
基本的にAHAフルーツ酸はフルーツに含まれている成分で、牛乳に含まれている乳酸、玉ねぎやサトウキビに含まれている
グルコール酸、柑橘類に含まれるクエン酸、ブドウに含まれる酒石酸、などが挙げられます。
乳酸は牛乳などに含まれるもので、牛乳風呂に入ると肌がすべすべになるとよく聞きますよね。この乳酸が作用しているという事なんでしょうか。
体に安心のAHAフルーツ酸が含まれているピーリングソープはとても安心して使用できますよね。
ピーリングは何時からされていたのだろう、ずっとこういう記事を書いていると疑問に思う事があります。
調べてみるとあのクレオパトラは牛乳風呂に入っていたらしいです。だから世界の三大美女と言われるようになったのかと納得です。
牛乳には乳酸が含まれる為ピーリング効果があると思いますが、その時代の人が肌にいいとどの様に知ったのか気になります。
その他フランスではワインを肌に塗っていてピーリングをしていたという話もあり、世界中で昔からピーリングをしていたなんて驚きですね。
ピーリングが医療で使用されるきっかけになったのは、戦争中に負傷した兵士にフェノールを治療に取り入れた事が始まりで、
皮膚再生のスピードが速くなる為やけど治療に使用されたようです。
その後本格的に研究が進み、欧米を中心に普及され、日本にはAHAピーリングといった形で改良され普及するように
なりました。
ピーリングの歴史はおわかりになりましたでしょうか?私たちが使用している物は何かしらの歴史があると思いますので、
知識を広める為に調べてみてはどうでしょうか?